芍薬(シャクヤク)の花言葉
はにかみ
内気
麗しい大輪が目を引く、芍薬(シャクヤク)、
その堂々とした外観とは裏腹に「はにかみ」という花言葉を持っています。
花言葉の由来は諸説ありますが、イギリスのおとぎ話のエピソードからこの花言葉が添えられたと考えられています。そのエピソードとは「恥ずかしがり屋の妖精が芍薬の影に身を隠した際に、赤らめた妖精の顔と共に芍薬の花びらも真っ赤に色付いた」というもの。
また芍薬には「内気」という花言葉も存在しますが、こちらも無垢で控えめな性格を連想させます。
芍薬の特徴・値段
- 優美さと艶やかさを持ち合わせた人気の花、蕾から大輪へと大きく変化する花姿はとても見応えがあります
- 「立てば芍薬、座れば牡丹」と言われるように、芍薬は女性の美しさを形容する花として知られています
- 流通時期は4月~8月頃
- 切り花での価格は300円~数千円と幅広い
芍薬はどんなシーン・場所に相応しい?
背丈は40cm~1m暗いと幅があり、
生け花、花束、アレンジメント、いけ込みなど和風で高級感が欲しい時には最適
1本でも存在感があり、母の日のギフトでも好んで選ばれます。
芍薬の種類・バリエーション
花形は「冠咲き」「てまり咲き」「バラ咲き」など様々、カラーはピンク・赤・白、珍しい黄色や絞りの色味など種類も豊富。
シャクヤクの原産は中国ですが、世界諸国で改良品種が生まれ、外観は大きく異なります。日本の品種は比較的簡素な見た目で、欧州系はバラ咲きの華やかなタイプものが多く見られます。
【芍薬の品種例】
品種名 | 特徴 |
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オモカゲ(面影) | 鮮やかなピンク系の花びらと、白みがかったピンクのガク片、控えめなグラデーションが特徴 |
ブルーサファイア | 燃えるような赤系の花びらに、白色のガク片、強めのコントラストが特徴 |
オリエンタルゴールド | 花びら・ガク片ともに明るい黄色系の装飾、ボリューミーな八重咲きが特徴 |
芍薬の詳解
花名 | 芍薬(シャクヤク) えびすぐさ |
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英名 | chinese peoy |
花言葉 | はにかみ 内気 |
花期 | 5月~6月 |
科名 | ボタン科 |
園芸種類 | 多年草 |
- 更新日:2025年8月17日